1歳未満の乳児へのハチミツを与える事は絶対に止めて下さい

乳児ボツリヌス症で死亡=蜂蜜が原因

1歳未満の幼児に蜂蜜はダメ!


時事通信 4/7(金)

東京都は7日、足立区の生後6カ月の男児が乳児ボツリヌス症で死亡したと発表した。

 離乳食として与えられた蜂蜜が原因とみられ、都によると発症データのある1986年以降、国内で同症による死亡事例は初めて。

 男児は2月16日からせきや鼻水などを発症。その後、けいれんや呼吸不全を起こして救急搬送された。乳児ボツリヌス症と診断され、3月30日に死亡した。

 男児は1月中旬からの約1カ月間で1日平均2回、離乳食として蜂蜜を混ぜたジュースを飲んでいた。摂取量は1日10グラム程度と推定されるという。

 乳児ボツリヌス症は、1歳未満の乳児が口からボツリヌス菌を摂取して感染する。腸内で毒素が発生し、便秘や筋力の低下などの症状が出るが、死亡するのはまれ。都は1歳未満の乳児に蜂蜜を与えないよう注意喚起している。

ボツリヌス症はボツリヌス菌 Clostridium botulinum が産生した菌体外毒素の摂取により発症します。
ボツリヌス菌はグラム陽性、偏性嫌気性の芽胞菌で土壌や湖沼の泥の中で育ち、菌のいる土壌に生える植物は芽胞で汚染されます。
ミツバチは芽胞の付着した花粉を運ぶので、しばしばミツバチは芽胞で汚染され、ハチミツもまた汚染されることになります。
また、いろいろな芽胞により汚染された植物を食べることによって、芽胞から感染する可能性がありますが、通常は大腸の正常細菌叢により増殖できないのです。
ボツリヌス症には食品の中で増殖した菌の産生したボツリヌス毒素によって起こるボツリヌス食中毒、乳児の大腸で増殖した菌が産生する毒素によって起こる乳児ボツリヌス症、深部の傷にボツリヌス菌が感染し産生する毒素で起きる創傷ボツリヌスの3病型があります。
通常のボツリヌス症は汚染された缶詰や真空パックの保存食を食べることによって起こり、潜伏期は12~36時間です。
乳児ボツリヌス症は生後3週~6ヶ月の乳児に見られます。1歳を越えると、正常な大腸細菌叢が形成され、発症しなくなります
参照:http://senoopc.jp/disease/botulinus.html